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ZOIDS-Unite- 第5話「謎のディスク」 4 

 ザクリスはボソッとぶっきらぼうに答えると、残りのコーヒーを飲み干して席を立つ。


「じゃぁしょうがねぇ。お前らが市場の日雇いに行ってる間に接続用の部品見繕ってやるから、イーグルのコックピット調べに行って良いか?」

「あ、じゃぁユナイトに言付けて来るからちょっと待ってて」


 シーナはそう言って小走りに宿の外へ出て行く。

 彼女の後姿を見送った後、カイが笑いながら口を開いた。


「最後まで反対してた割に、ザクリスもなんだかんだやる気満々じゃん」

「うるせぇ。3対1の数の暴力で押し切ったのはお前らだろうが」


 面白くなさそうにザクリスは口をへの字に曲げる。

 そんな彼にカイは苦笑し、アサヒは何でもなさそうにケタケタと笑い声を上げた。


「ユナイトにイーグルの説得頼んで来たよ」


 シーナが小走りに戻って来る。

 ザクリスは怪訝そうに首を傾げてカイへ訪ねた。


「説得??」

「イーグルはさ、ものすっげー頑固者なんだ。アサヒの 牙狼 ガロウ 以上に我が強くて、基本的にシーナとユナイトの言う事しか素直に聞かないんだよ。多分そのまま調べに行ってたら嘴で滅多打ちにされてたかもな」

「げぇ……」


 げんなりとした顔をするザクリスに、シーナが苦笑する。


「ユナイトと一緒に行けば大丈夫だから」

「ホントに大丈夫なんだろうなぁ?……」


 ザクリスは頭を掻きながら歩き出すが、2、3歩歩いた辺りで振り返ると呆れたようにアサヒへ声を掛けた。


「アサヒ。お前も食い終わってんならとっとと来いよ。置いてくぞ」

「おん? お前さん一人でイーグルのとこに行くのが怖いのか??」


 からかうように二ッと笑ったアサヒの所までザクリスが大股で引き返して来る。

 彼はまるで猫を引っ掴むかのようにアサヒの後ろ襟をむんずと掴んで意地の悪い笑みを浮かべた。


「このままイーグルのトコまで引き摺ってって盾にしてやろうかぁ?」

「わかったわかった。一緒に行ってやるから、そう怖い顔をしなさんな」


 アサヒは至って面白そうに笑いながら席を立つと、カイとシーナに微笑んだ。


「じゃぁご両人。また夕方」

「ああ」

「よろしくね。2人とも」


 カイとシーナの返事に、ザクリスとアサヒは揃って頷くと宿を出て行った。




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category: 第5話-謎のディスク

thread: 自作小説(二次創作) - janre: 小説・文学

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